松岡譲『憂鬱な愛人』復刊リクエスト

半藤末利子『夏目家の福猫』を読んだのがまぁきっかけなのだけれど、
『夏目家の糠どこ』を読んだ頃からずっと頭のどこかで考えていたことを実行に移した。

というわけで、
松岡譲『憂鬱な愛人』の復刊を復刊ドットコムにリクエストした。

どういう本かというと、夏目漱石最晩年の弟子の一人松岡譲
(第4次新思潮の同人、他に芥川龍之介、久米正雄、菊池寛、成瀬正一など)
が漱石の長女筆子と結婚するまでのいきさつ
久米正雄が先に筆子との結婚を希望していたが、
実は筆子は松岡が好きだったことだとか
それを告白された松岡が友人を裏切るような形になりつつも
筆子の愛を受け止めて結婚する話を小説化したもの。
久米はこの失恋の顛末を『破船』という小説で
筆子に翻弄され、腹黒い松岡に横取りされるような話として
発表したので、松岡は世間の非難とか結構浴びたそうで。

漱石研究はまぁ小生のライフワークなのだけど
漱石神社の神主なんていわれた小宮豊隆よりも
漱石の墓守(と小生は呼んでいる)松岡譲の方が
地味だけどずっと漱石のために仕事をしている。
まぁ学問としての漱石研究という視点からだと
小宮豊隆『夏目漱石』は確かにすごいのだけど。
松岡の方が地味だけどかっこいいんですわ。
だから漱石の系譜をたどるならある意味松岡譲研究に
たどり着くのは自然な感じもするのだけどどうだろう。
まぁ早く落ち着いて『評伝 松岡譲』を読みたいんだけどな。

復刊はご協力下さると助かります。
漱石関連本というよりは紀田順一郎『神保町の怪人』に
出てくるほうが有名ですかね。

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“松岡譲『憂鬱な愛人』復刊リクエスト” への 0 件のフィードバック

  1. レスが遅れてすいません。
    ちょっと今『憂鬱な愛人』の版権のことを調べていて
    投票を募る作業に移れていません(すいません)
    そういうところで呼びかけてみると効果があるでしょうか。
    ちょっと不案内なものでよく判りません。
    夏目漱石が好きなだけでなく、漱石の弟子にも興味がある方、
    新思潮の同人に興味のある方、芥川龍之介の友人に興味のある方、
    絶版本を復刊することに興味のある方、
    なんかのコミュニティに訴えていければいいかなぁとは思っています。
    そういうところがあるのかどうか、は現時点では判りません。

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